MFT(口腔筋機能療法)
「せっかく矯正したのに、後戻りしてしまった」
「子どもがいつも口をぽかんと開けているのが気になる」
「飲み込むときに変な顔の動きをする」
これらの悩み、実は「歯」そのものではなく、お口の周りの「筋肉の使い方」に原因があるかもしれません。
雪が谷大塚の「しみず歯科」では、装置を使って歯を動かすことと同じくらい、あるいはそれ以上に、MFT(口腔筋機能療法)という「お口のリハビリ・筋トレ」を重視しています。
なぜなら、歯は「筋肉のバランス」によって並ぶ位置が決まるからです。
MFTが必要な理由:歯並びを決定づける「2つの圧力」
歯は、毎日「1.5kg〜3kg」の力を受けています
歯はあごの骨の中に固定されているように見えますが、実は非常にデリケートです。
お口の内側からは「舌」が押し、外側からは「唇や頬」が押しています。
この「内と外」の力がちょうど釣り合う場所(ニュートラルゾーン)に、歯は自然と並んでいきます。
舌の力
飲み込む際、舌は上あごを強く押します。
その力は、1回につき約1.5kg〜3kgとも言われています。
私たちは1日に約2,000回も飲み込み(嚥下)を行っているため、舌の癖があるだけで、歯には毎日膨大な「間違った力」がかかり続けているのです。
唇の力
唇の力が弱いと、内側からの舌の力に負けてしまい、歯が外へ突き出されます(出っ歯など)。
「装置で歯を動かしても、筋肉の癖が治っていなければ、装置を外した瞬間に筋肉の力で歯が元の位置に戻ろうとする」。
これが、矯正治療における「後戻り」の最大の原因です。
MFTは、この根本原因を解決するための「一生モノの治療」なのです。
チェックしよう!MFTが必要な「お口の癖」のサイン
お子さまやご自身に、以下のようなサインはありませんか?
これらはMFTによって改善が見込める「口腔習癖」です。
舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)
飲み込む瞬間に、舌を前歯の間に挟んだり、上下の歯’の隙間から突き出したりする癖です。
これが続くと、前歯が噛み合わない「開咬(かいこう)」の原因になります。
低位舌(ていいぜつ)
リラックスしている時、舌の先が下の前歯の裏側に当たっていませんか?
正しい舌の位置(スポット)は、上あごの天井部分です。
舌が下に落ちていると、上あごの横幅が広がらず、歯が並ぶスペースが不足してガタガタの歯並び(叢生)を招きます。
口呼吸(こうこきゅう)
常に口が開いている「口ぽかん」の状態です。
唇の筋肉が使われないため、出っ歯になりやすく、また乾燥によってむし歯や歯周病のリスクも高まります。
異常嚥下(いじょうえんげ)
飲み込むときに、顎(おとがい)に梅干しのようなシワが寄ったり、首筋に力が入りすぎたりする状態です。
正しい筋肉を使えていない証拠です。

