マタニティ歯科
- Q. 妊娠中の歯科治療は、赤ちゃんに影響しませんか?
- A. 安定期(妊娠5ヶ月〜8ヶ月)であれば、通常の歯科治療はほとんど問題ありません。
むしろ、お母さまのお口の炎症(歯周病など)を放置する方が、早産や低体重児出産のリスクを高めることがわかっています。当院では、お腹の赤ちゃんへの影響を最小限に抑えるため、使用するお薬や処置内容を慎重に選択し、産婦人科の主治医とも連携を取りながら安全に配慮した診療を行います。 - Q. 歯科用レントゲンの放射線量は大丈夫でしょうか?
- A. 歯科のレントゲン撮影による被曝量は極めて微量であり、お腹の赤ちゃんに直接当たることもありません。
歯科用レントゲン1枚の放射線量は、日常生活で1日に受ける自然放射線量よりもずっと少なく、さらに撮影時には放射線を遮断する専用の「防護用エプロン」を必ず着用していただきます。お腹の赤ちゃんへの影響はゼロに近いと言われていますが、心配な方は遠慮なくご相談ください。 - Q. 歯科治療で使う麻酔(局部麻酔)は赤ちゃんに届きますか?
- A. 歯科で使用する麻酔薬は、注射した部分で分解・吸収されるため、胎盤を通じて赤ちゃんに届くことはまずありません。
痛みを我慢してストレスを感じることの方がお身体に負担がかかるため、必要な場合には適量の麻酔を使用します。過去に麻酔で気分が悪くなった経験がある方は、事前にお申し出ください。 - Q. 飲み薬(痛み止めや抗生剤)を処方された場合、飲んでも大丈夫ですか?
- A. 妊娠中の方でも服用できる、安全性の高いお薬を厳選して処方します。
基本的にお薬の使用は最小限にとどめますが、どうしても必要な場合には、胎児への影響が報告されていない鎮痛剤や抗菌薬を選択します。当院の女性歯科医師が、お母さまの体調と妊娠週数を考慮して判断いたしますのでご安心ください。 - Q. つわりがひどくて、歯ブラシを口に入れるだけで吐き気がします。
- A. 無理に磨こうとせず、できることから始めましょう。
つわりが辛い時期は、ヘッドの小さい子供用歯ブラシを使ったり、顔を下に向けて磨いたりすると吐き気が和らぐことがあります。どうしても磨けない時は、お水や低刺激の洗口液でうがいをするだけでも効果があります。当院では、つわり時期でも負担の少ないケア方法を、同じ女性の視点からアドバイスさせていただきます。 - Q. 大田区の「妊婦歯科健康診査」は、いつ受けるのがベストですか?
- A. 体調が落ち着く「安定期(16週〜27週頃)」の受診をお勧めしています。
この時期であれば、もし虫歯が見つかってもスムーズに治療に進むことができます。大田区から届く受診票をお持ちいただければ、無料で検診を受けられます。出産後は育児で忙しくなり、ご自身の通院が難しくなるため、ぜひ安定期のうちにお越しください。 - Q. 出産直前ですが、歯が痛くなってしまいました。診てもらえますか?
- A. はい、応急処置を中心に、お母さまに負担のない範囲で対応いたします。
妊娠後期は仰向けの姿勢が苦しくなるため、椅子の角度を調整し、短時間で済む処置を行います。まずは痛みを取り除き、出産を安心して迎えられるようサポートします。急な痛みやトラブルの際は、すぐにお電話でご相談ください。
「妊娠してから、歯ぐきが腫れやすくなった気がする」
「つわりがひどくて、ままともに歯が磨けない」
「妊娠中の歯科治療、赤ちゃんへの影響は大丈夫?」
新しい命を授かった喜びの一方で、お身体の変化に戸惑いを感じてはいませんか?
妊娠中はホルモンバランスの変化や食生活の変化により、生涯で最もお口のトラブルが起きやすい時期の一つです。
雪が谷大塚の「しみず歯科」では、大田区妊婦歯科健康診査に対応し、経験豊富な女性歯科医師(女医)が、お母さまお一人おひとりの体調に最大限配慮した優しい診療を行っています。
「マイナス1歳からの虫歯予防」を、私たちと一緒に始めましょう。
妊娠中こそ「歯医者」が必要な3つの理由
「出産してからゆっくり通えばいい」と思われがちですが、実は妊娠中にお口のケアをすることが、安産や赤ちゃんの健康に直結します。
① 歯周病が「早産・低体重児出産」のリスクを高める
最新の研究では、重度の歯周病を患っている妊婦さんは、そうでない方に比べて早産や低体重児出産の確率が約7倍も高まるというデータがあります。
歯周病菌が血液を通じて全身に回り、子宮を収縮させる物質(プロスタグランジン)の産生を促進してしまうためです。
お口の炎症を抑えることは、赤ちゃんを守ることに他なりません。
② ホルモンの影響で「妊娠性歯肉炎」になりやすい
妊娠中はエストロゲンなどの女性ホルモンが急増します。
一部の歯周病菌はこのホルモンを「エサ」にして増殖するため、通常よりも歯ぐきが赤く腫れたり、出血しやすくなったりします。
これを放置すると、産後も深刻な歯周病へと進行するリスクがあります。
③ 「マイナス1歳からの虫歯予防」
生まれたばかりの赤ちゃんの口には、虫歯菌はいません。
多くの場合、周囲の大人(特にお母さま)からのスキンシップを通じて感染します。
お母さまのお口を清潔に保ち、除菌しておくことが、将来のお子さまの「むし歯ゼロ」への最大のプレゼントになります。
大田区妊婦歯科健康診査に対応|自己負担なしで受診可能
当院は大田区の指定医療機関です。
大田区にお住まいの妊婦さんは、公費負担による歯科検診を受けることができます。
対象者
大田区に住民票がある妊婦の方
受診回数
妊娠期間中に1回
費用
無料(自己負担なし)
※検診後の治療やクリーニングは別途費用がかかります。
持ち物
母子健康手帳、大田区妊婦歯科健康診査受診票
「まずは今の状態を知りたい」というだけで構いません。
受診票をお持ちいただければ、専門のスタッフが丁寧にお口のチェックを行います。
しみず歯科が選ばれる「安心の診療体制」
経験豊富な「女性歯科医師(女医)」による担当制
「男性の先生には相談しにくい悩みがある」
「デリケートな時期なので、より細やかな配慮が欲しい」
そんなお母さまの声を大切にし、当院では女性歯科医師が中心となってマタニティ診療を担当いたします。
妊娠・出産・育児の経験を持つスタッフも在籍しており、同じ目線でお悩みを伺います。
つわりの苦しさや姿勢への配慮など、言葉にしなくても伝わる安心感をご提供します。
身体に負担をかけない治療の工夫
「楽な姿勢での診療
おなかが大きくなってくると、仰向けでの治療は苦しくなります。
当院では椅子を完全に倒さず、お母さまが最もリラックスできる角度で診療を行います。
徹底した被曝管理
歯科用レントゲンの放射線量は極めて微量ですが、さらに安全を期すため、防護用エプロンを必ず着用し、腹部への影響をゼロに近づけます。
お薬・麻酔への配慮
歯科で使用する局所麻酔は、胎盤を通過せず、赤ちゃんへの影響はほとんどありません。
お薬が必要な際も、産婦人科医とも連携し、妊娠期に適した安全性の高いものを厳選します。
妊娠時期別のケア・ガイドライン
| 妊娠時期 | お口の状態とケアの内容 | 治療の可否 | リスク・副作用 |
|---|---|---|---|
妊娠初期 |
つわりでブラッシングが難しく、最もむし歯になりやすい時期です。 |
応急処置のみ |
無理な姿勢や刺激は控えます。 |
妊娠中期 |
【安定期】 歯科治療に最適な時期です。 |
積極的な治療OK |
基本的に安全ですが、体調の変化には常に留意が必要です。 |
妊娠後期 |
出産に備え、お口を清潔に保ちます。 |
応急処置のみ |
仰臥位低血圧症候群(仰向けで気分が悪くなる症状)を防ぐため、短時間の診療に留めます。 |
つわり時期の「セルフケア」のコツ
つわりがひどい時は、無理に歯を磨こうとする必要はありません。以下の工夫で乗り切りましょう。
体調の良い時に磨く
「朝昼晩」にこだわらず、気分が良い時にサッと磨きましょう。
小さな歯ブラシを使う
ヘッドの小さい子供用歯ブラシを使うと、奥歯まで入れても吐き気が起きにくくなります。
洗口液(マウスウォッシュ)の活用
歯磨きができない時は、低刺激の洗口液でうがいをするだけでも、細菌の増殖を抑える効果があります。
食後のうがい
嘔吐した後は胃酸で歯のエナメル質が溶けやすくなります。すぐに水でうがいをして、お口の中を中和させましょう。
院長・副院長からのメッセージ | 「お母さまの笑顔」が赤ちゃんの喜びです
妊娠中、ご自身の体調管理だけでも大変な中で、歯医者に通うのは勇気がいることかもしれません。 しかし、今ここでお口を整えておくことは、これから始まる忙しい育児期間中の「歯の痛み」というトラブルを未然に防ぐことにもつながります。
しみず歯科では、畳の小上がりで足を伸ばしてリラックスしていただきながら、お母さまの「今日」の体調を最優先に考えた診療を行います。
出産という大きな山場を、万全のお口の状態で迎えていただけるよう、私たちが全力でサポートします。
お散歩がてら気軽にお立ち寄りください。
マタニティ歯科に関するよくある質問(FAQ)

