予防歯科
- Q. 痛みがないのに通ってもいいのですか?
- A. もちろんです!むしろ「痛くない時」こそが、予防歯科の最適なタイミングです。早期発見・早期予防が、結果的に最も安く、最も楽に健康を維持できる方法です。
- Q. どのくらいの頻度で通えばいいですか?
- A. お口の状態にもよりますが、基本的には「3ヶ月に一度」をお勧めしています。バイオフィルムが再び強固になる周期に合わせた、最も効率的なメンテナンス間隔です。
- Q. 子供は何歳から連れてきていいですか?
- A. 最初の歯が生え始めたタイミング(生後6ヶ月〜1年頃)が目安です。早いうちから歯科医院の雰囲気に慣れることで、生涯「歯医者嫌い」にならずに済みます。
- Q. 毎日家でしっかり磨いていれば、歯医者に行かなくても大丈夫ですか?
- A. 残念ながら、セルフケアだけでは限界があります。どんなに歯みがきが上手な方でも、お口全体の汚れの約60%程度しか落とせないと言われています。特に、歯周ポケットの奥深くや歯の裏側にこびりついた「歯石」や、細菌の膜である「バイオフィルム」は、歯ブラシではビクともしません。これらを3ヶ月に一度、プロの専用器具(エアフローなど)でリセットすることが、一生自分の歯を残すための「唯一の近道」です。
- Q. エアフローなどのメンテナンスは、痛みや不快感はありませんか?
- A. ほとんどの方が「スッキリして気持ちいい」とおっしゃいます。従来のクリーニング(超音波で歯石を弾き飛ばす処置)は、時々響くような痛みを感じることがありました。当院が導入している「エアフロー」は、非常に微細なパウダーを吹き付ける方式のため、歯や歯ぐきへの刺激が極めて少なく、リラックスして受けていただけます。寝てしまう患者さまもいらっしゃるほどです。
- Q. 予防歯科に通うと、将来的に費用は安くなりますか?
- A. はい、生涯を通じたトータルの歯科治療費は、安くなる傾向にあります。「痛くなってから大きな治療(神経の処置や被せ物、インプラントなど)」を繰り返すよりも、定期的なメンテナンスで小さな異変を見つける方が、1回あたりの費用も期間も圧倒的に抑えられます。何より、「自分の歯で噛める」という健康維持による医療費全体の削減にもつながります。
- Q. 妊娠中ですが、メンテナンスを受けても大丈夫ですか?
- A. ぜひお越しください。むしろ、妊娠中こそお口のケアが重要です。妊娠中はホルモンバランスの変化により「妊娠性歯肉炎」になりやすく、お口のトラブルが増える時期です。安定期(5ヶ月〜8ヶ月頃)であれば、通常のクリーニングは問題なく受けていただけます。おなかの張りや体調に最大限配慮しながら、出産後の赤ちゃんの健康(母子伝播の予防)のためにも、丁寧なケアをご提案します。
- Q. ホワイトニングをしている最中でも予防処置は受けられますか?
- A. はい、可能です。むしろ併用をお勧めしています。ホワイトニングの効果を最大限に高めるには、まず歯の表面の汚れ(バイオフィルムや着色)をクリーニングで除去しておく必要があります。エアフローで表面をツルツルに整えてからホワイトニングを行うことで、薬剤が浸透しやすくなり、より均一で美しい白さを手に入れることができます。
- Q. 忙しくて3ヶ月に一度は通えそうにありません。
- A. 無理のない範囲で、半年に一度からでも始めてみませんか?理想は3ヶ月ですが、お仕事やご家庭の事情で難しい場合もあるかと思います。「通えないから行かない」のではなく、半年に一度、あるいは一年に一度でも、プロの手で徹底清掃を行うことには大きな価値があります。患者さまのライフスタイルに合わせ、その時の状態に最適な「集中メンテナンス」を行いますので、お気軽にご相談ください。
「歯医者は、歯が痛くなってから行くところ」
もし、あなたがそう思っているとしたら、それはとてももったいないことです。
実は、北欧などの予防先進国では「歯を失わないために歯医者へ行く」のが当たり前。
その結果、80歳になってもほとんどの人が自分の歯を20本以上残しています。
一方、日本では痛くなってから治療を繰り返すため、年齢とともに歯を失う方が後を絶ちません。
雪が谷大塚の「しみず歯科」が目指すのは、「治療が必要ないお口の状態を、一生キープすること」。
患者さま一人ひとりのライフスタイルに合わせた予防プログラムで、あなたとあなたのご家族の笑顔を10年、20年先までサポートします。
エアフローによるパウダークリーニング
お口の中には、歯磨きだけでは決して落とせない「バイオフィルム」という細菌の膜が存在します。
これは台所のヌメリのようなもので、放っておくと虫歯や歯肉炎、ひどい場合は全身疾患の原因にもなります。
当院では、このバイオフィルムを効率的かつ優しく除去するために、「エアフロー(パウダークリーニング)」を導入しています。 「3ヶ月に一度」のメンテナンス習慣が、将来の治療費を大幅に削減し、何より「自分の歯で噛める幸せ」を提供してくれます。
エアフローの3つのメリット
歯を傷つけない「優しさ」
非常に微細なパウダーを水と一緒に吹き付けるため、従来の器具のようにガリガリと削る必要がありません。
天然歯はもちろん、デリケートなセラミックやインプラント、矯正装置の周りも傷つけずに清掃できます。
隅々まで届く「除菌力」
歯ブラシや従来のクリーニングでは届かない歯周ポケットの深部や、歯の複雑な溝、着色汚れ(ステイン)まで、パウダーが入り込んで徹底的に除菌します。
短時間で「ツルツル」の爽快感
施術後は歯の表面が驚くほどツルツルになり、細菌が再付着しにくい状態になります。
痛みもほとんどなく、エステ感覚でリラックスして受けていただけます。
家族3世代、それぞれに合わせた「世代別予防プログラム」
お口の悩みは、年齢や成長段階によって大きく異なります。
私たちは、お子さまからご高齢の方まで、それぞれのライフステージに最適な予防処置をご提案します。
お子さま:0歳からのむし歯ゼロ習慣
乳歯の健康は、その後に生えてくる永久歯の歯並びや質に直結します。
歯医者嫌いにさせない、一生モノの土台作り
無理に治療するのではなく、まずは雰囲気に慣れることから始め、遊び感覚で予防の重要性を伝えます。
歯を強くするフッ素塗布や、奥歯の溝を埋めるシーラント、正しい食習慣の指導など、お子さまの成長に合わせた徹底ケアを行います。
口腔機能発達不全症への対応
「いつも口をぽかんと開けている」「食べるのが遅い(丸飲みする)」「発音がはっきりしない」といった症状はありませんか?
これらは、お口の周囲の筋肉が正しく発達していないサインかもしれません。
当院では、トレーニングを通じて、将来の歯並びにも影響するお口の機能を正しく整えます。
「食育」のアドバイス
何を食べるかだけでなく、「どう食べるか」が大切です。
姿勢や足の着き方、噛む回数など、顎の成長を促すための食事の環境づくりをご家族と一緒に考えます。
働き盛りの世代:忙しい日常にフィットする予防
仕事や家事で忙しいこの世代は、ストレスや不規則な生活から歯周病が急激に進行しやすい時期です。
ライフスタイルに寄り添う
喫煙習慣やコーヒー・紅茶による着色、食いしばりなど、個々の生活スタイルに応じたメンテナンスを提案。
多忙な毎日の中でも続けられるよう、最短で最大の効果を出すエアフロー清掃と、リスクに基づいた最短の通院間隔をご提案します。
限られた通院時間で最大限の効果を出せるよう工夫します。
歯ぎしり・食いしばり(ブラキシズム)
朝起きた時に顎が疲れている、歯の先端が削れている、詰め物がよく外れる…。
これらはストレスによる歯ぎしりや食いしばりが原因かもしれません。
歯の寿命を縮める「力」から守るため、ナイトガード(マウスピース)の作製や、筋肉をリラックスさせるアドバイスを行います。
TCH(上下歯列接触癖)の改善
本来、安静時の上下の歯は触れ合っていません。
仕事中などに無意識に歯を接触させ続ける癖(TCH)は、歯周病を悪化させ、知覚過敏を引き起こします。
当院ではこの癖を自覚し、改善するための行動療法を取り入れています。
シニア世代:残っている歯を守り、機能を維持する
「残っている歯を1本でも多く守ること」と「入れ歯やインプラントの健康を保つこと」がゴールです。
入れ歯・インプラントの長期維持
ご自身の歯だけでなく、人工物の周りこそ丁寧なケアが必要です。
残された歯の寿命を延ばし、生涯「美味しく噛める」喜びを支え続けます。
誤嚥性肺炎の防止
お口の汚れを徹底的に除去することは、命に関わる肺炎のリスクを下げることにつながります。
エアフローを用いた、身体に負担の少ない除菌ケアで、清潔な口腔環境を維持します。
お口の中の細菌数を減らすことで、肺に細菌が入ることで起こる「誤嚥性肺炎」のリスクを大幅に下げます。
口腔機能低下症の診断と訓練
「最近、食べ物が口に残るようになった」「お茶でむせることが増えた」「口が乾く」といった症状は、お口の機能が低下しているサインです。
専用の検査機器で機能を数値化し、低下が見られる場合には、お口の体操や唾液腺マッサージなどの訓練プログラムを提供します。
当院で行っている4つの予防処置
当院では、科学的根拠に基づいた以下の予防処置を組み合わせて実施しています。
担当衛生士によるブラッシング指導(TBI)
予防の主役は、ご自宅でのセルフケアです。私たちはその精度を100%に近づけるお手伝いをします。
「磨いている」と「磨けている」は違います。
同じ担当者が継続して診ることで、あなたの磨き残しのクセを把握。
染め出し液を使って磨き残しを「見える化」し、お口の形状に合わせた歯ブラシの角度や、歯間ブラシ・フロスの適切なサイズを処置・指導します。
また、フロスや歯間ブラシの最適なサイズ選びまで、プロの視点で徹底アドバイスします。
プロフェッショナル・クリーニング(PMTC)
歯科医師や歯科衛生士が、専用の医療機器を用いて行う徹底的なお口のお掃除です。
エアフローと組み合わせることで、家庭でのケアでは100%不可能なバイオフィルムの破壊を行います。
ゴム製のカップやブラシを用い、数種類の専用ペーストを使い分けて歯の一本一本を丁寧に磨き上げます。
担当衛生士があなたのお口のリスク(虫歯になりやすいか、歯周病になりやすいか)に合わせて、使用する器具やペーストを選択するオーダーメイド方式です。
セルフケアでは100%不可能なバイオフィルムの物理的破壊を行います。
高濃度フッ素塗布
歯の表面を「酸に負けない強い組織」へと作り変える処置です。
市販の歯磨き粉よりもはるかに高濃度のフッ素(9,000ppm以上)を、歯の表面に直接塗布することで歯のエナメル質を強化(再石灰化の促進)し、虫歯菌の出す酸に溶けにくい歯を作ります。
お子さまの生え立ての歯はもちろん、根元が露出してきた大人の方の「根面う蝕」予防にも極めて有効です。
シーラント(お子さま向け)
汚れが溜まりやすく、歯ブラシの毛先が届かない奥歯の深い溝を、あらかじめプラスチック樹脂で埋める処置です。
歯を削る必要がなく、痛みもありません。
特に生え替わったばかりの永久歯(6歳臼歯など)をむし歯から守るために非常に効果的です。
ライフスタイルに合わせて。私たちが「押し付けない」理由
予防歯科を長く続けるコツは、「無理をしないこと」です。
「仕事が忙しくて、3ヶ月おきは難しい」
「どうしても甘いものがやめられない」
「歯医者の音や匂いが苦手」
正直に、あなたのお悩みを聞かせてください。
しみず歯科では、「こうしなければダメ」と押し付けることはしません。
半年に一度の来院でも、できる限りのケアを集中して行います。
あなたの生活リズムに溶け込み、通うのが「楽しみ」になるような予防歯科。それが私たちの理想です。
院長・副院長からのメッセージ
私たちは、治療が終わった患者さまに「もう二度と、削る治療はしたくないですね」とお伝えします。
予防歯科は、単なるクリーニングではありません。
それは、あなたが大好きな人と食事を楽しみ、自信を持って笑い、健康で長生きするための「未来への投資」です。
まずはリラックスしてあなたのライフスタイルについてお聞かせください。
担当の歯科衛生士が、あなただけの「お口のパートナー」として、生涯の健康をサポートします。

